メロンが食べたい!メロンの旬な時期はあるの?
メロンはウリ科ですので、夏が旬というイメージですね。
しかし、温室栽培がされるようになってからは、メロンも年間を通して購入できるようになりました。
その中でも産地、種類によっても旬な時期がいろいろとあるようです。
日本の主な生産地は
「メロン」の生産地も品種などによって多様です。
一般的に有名なのは、マスクメロン(アールスメロン)、プリンスメロン、夕張メロン等でしょうか。
夕張メロン(品種名:夕張キング)は、地名が夕張なので北海道が産地と分かりますね。
しかし、メロンはウリ科ということを考えると温かい気候や地域の方が適しているようにも感じたりします。
品種に関係なく「メロン」ということで生産量を見ていくと、
2016年(平成28年)発表の生産量は全国で158200t。
生産量のランキングは
1位 茨城県 41600t
2位 北海道 24700t
3位 熊本県 21600t
となっています。
続いて、山形、青森、静岡、愛知、、、
わが鹿児島は13番目ぐらいです。
温室栽培のお陰で気候の寒暖に関わらず、今はどこでもメロンを育てられるのですね。
ちなみに「まるみメロン」はマスクメロン(アールスメロン)。
マスクメロンは静岡で一番多く生産されていて、鹿児島は10位ぐらいになります。
メロンが多く出回る時期がある
温室栽培が盛んになったとはいえ、食べ物にはやはり旬の時期はあります。
そしてメロンはウリ科ですから、やはり暖かくなってくる頃に出荷が多くなってきますね。
メロンの季節は「夏」。
ただ、メロンは種類も多く、出回る時期もそれぞれで若干異なります。
また栽培する地域でも違ってきますね。
種類に関わらず「メロン」ということだけで見ていくと、年間を通しては5月頃から6、7月をピークに9月ぐらいまでは多く流通しているようです。
出荷自体は年間を通して出荷されています。
温室メロンは通年栽培
農林水産省の発表によると出荷は通年になっています。
露地(屋根のない地面)での栽培は3~8月ぐらい(植付から収穫までの時期)。
ビニールハウスなど温室栽培ではになりますが、地域によっては栽培していない時期も異なります。
特に鹿児島では、真夏のビニールハウス内はサウナ状態です。
温室栽培で育てるにはとても厳しく、陽射しも強いので作物も日焼けしてしまいます。
そういう事情で、鹿児島では夏にメロンを作っているところは皆無ではないでしょうか。
私達まるみメロンも7月初旬の出荷を最後に、9月初旬まで栽培は行いません。
品種によって旬は違う
今や改良に改良が重ねられて、出回る種類や産地によって旬も異なってきます。
一般的に名前が知られているメロンの種類としては、
マスクメロン(アールスメロン)、夕張メロン、アンデスメロン、クインシーメロン、アムスメロン、タカミメロン、オトメメロン、ルピアレッド、プリンスメロン、肥後グリーン
あたりでしょうか。
他にも品種はありますが、全部を説明していると読まれる方も大変なので、このあたりの旬の時期を掲載します。
マスクメロン(アールスメロン) 出荷されるのは通年。旬の時期は4月から8月
夕張メロン(夕張キング) 出荷は5月下旬頃から8月中旬頃。特に旬の時期は6月から7月頃
アンデスメロン 出荷は通年。流通量の多い時期とシーズンは6月
クインシーメロン 旬の時期は5月頃から8月頃。出荷のピークは6月頃
アムスメロン 旬の時期は4月頃から7月頃。出荷のピークは6月頃
タカミメロン 旬の時期は5月頃から8月頃。出荷のピークは6、7月頃
オトメメロン 4月中旬頃から6月頃
ルピアレッドメロン(富良野メロンなど) 6月中旬頃から8月
プリンスメロン 旬の時期は4月頃から6月頃。出荷ピークは5月頃
肥後グリーン 収穫は5月頃から7月頃。出荷ピークは5月下旬から6月頃
メロンの旬な時期は1年中
栽培方法も多様化して、今は1年中いつでも美味しいメロンが食べられます。
露地栽培だと上記の旬な時期。
その時期はもちろんですが、それ以外の時期でも生産できるように温室栽培があります。
温室栽培は、いつも旬の時期と同じ環境を作って栽培しているので、旬な状態で出荷されているということですね。
ということはメロンの旬は1年中と言ってもあながち嘘ではないかもしれません。
まるみメロンは9月に種を蒔いて植付し、例年通りですと12月から出荷を始め翌年の7月まで毎月1~2回出荷していきます。
温室栽培ですので、いつも温度調節や天候に気を配り、真心込めて旬の時期と変わらぬ美味しさでお届けしています。